するってぇと
運動会も終わり最後の調査のため、改めて深センの経済特区の企業を訪問しました。 最初に深センの治安の悪さや、建物の悪さを紹介しましたが、それは一般の街の話です。日系の企業にいくと、どこでも品質ISO(ISO19001)環境ISO(ISO14001)を取得した上で、見事に運用されていました。 その為、社内はきれいで、整理整頓され、挨拶もきちっとしています。さらにたいていは最新の設備が設置されています。本当に、すばらしい工場ばかりでした。 中国の製品は悪かろう、安かろうと思っている皆さんは、絶対にその考えをやめたほうがいいと思います。 確かに最初は悪かったでしょう。 開放政策を中国が取り始めた当初の進出企業は中国国内での販売は禁止されていました。つまり日系の進出企業の販売先は日本市場だったのです。 日本の市場の製品を投入するのに、悪かろうでは誰も買ってはくれません。そこで日本人が中国人従業員を指導して現在の品質体制を確立したのです 現在の日系企業における日本人の比率は500人規模の会社で2名程度。3000人いたって4人でしかありません。あとは中国人スタッフが管理運営を行って高い品質を維持できるようになっています。 一方・・・・・・・ 運動会で使った玉いれの玉をもらって帰ったのですが、道路でぽんぽんと突こうとするとボールがどこかへいってしまう・・・・・・ 道路の仕上げが悪く、でこぼこだからですが、これは市場が中国国内に限った土木業界だから変わっていないだけです。 上海などでは森ビルが上海ヒルズを作ったりし始めました。日本のニューオータニのベルマンはお客様の6割は中国や台湾の人ですと言っていました。だんだんとまともな建物や、ホテルを経験した中国の人はこれから道路や建築に目覚め文句を言うようになるでしょう。そうなれば工業製品と同じようにどんどん品質が高まっていくはずです。 追われるつらさを感じるときが必ず来るはずです。 そんな時、我々はいかにして中国や台湾との競争に勝っていけばいいのでしょうか? 以下に記したのは、数年でたった一人から数千人にまで発展した金型工場に張ってある会社の目標です。もしかしたらその答えがここのあるのではないでしょうか?不動産業界にも通じることだと思いますので。参考にしてください。 中国の工場に張ってあったスローガン 1. 中国の価格 2. ドイツの品質 3. 日本のサービス 日本の本当の競争力はサービスなのです。(完) おまけ きれいな従業員さん 彼女たちが日本語を勉強しているときの例文(笑)
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Posted by 金丸 : Comment(0) | 2006.11.28.