社長ブログ

早稲田大学

男は黙って目を見る

先日当社の顧問を訪ねて早稲田大学にいってきました。
(残念ながら、私は早稲田大学の出身ではありませんが)
大隈記念館という、雲の上のような人ばかりの居室があるところでしばらくお話をさせていただいたあと、食事をして銀座に出て解散。
いつも顧問と話をすると、びっくりするような話をたくさん聞くのですが、今回は意外な事実(私にとってはですが)を聞かされました。
早稲田大学はご存知の通り、大隈重信が創立した大学ですが、その創立の際には、既に創立されていた慶応大学の福沢諭吉にずいぶんと助けられたこと。
そして確かに早稲田大学の父として大隈重信はたたえられているけれども、大学にはもう一人重要な人物として小野梓という方がいたこと。小野梓は創立の母と言われていることを知りました。
*大隈記念館と同じく、小野記念館もある
小野梓さんの実績は他で調べてもらうとして、私が意外だったのが、その出身が高知県宿毛(すくも)というところで、この地から何人もの歴史上の重要人物が出ていて、あの吉田茂もここの出身。吉田茂が首相だったときの衆院の議長は、吉田の生家のはす向かいに住んでいたそうです。
創立の母である小野梓の功績は、現在の早稲田大学でも十分認識されていて、今でも土佐(なぜかみんな高知でなく、土佐というんです)に対しての、資金的、文化的援助を欠かせていないそうです。
やっぱり母の思い出は忘れられないものなんですね。


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Posted by 金丸 : Comment(0) | 2007.4.19.