今年のインターネット白書を見ていたら、もっともインターネットが有効に利用されている(販売されている)のは書籍だということでした。
やはりこれはアマゾンの影響だと思いますが、アメリカでも本からアマゾンが始まったことですし、本が商材としてインターネットに向いているということは間違いありません。
これってマーケティング的にも、非常に理にかなっているといわれています。
アマゾンはよくロングテールの法則の観点から語られますが、別にこんな風にも言われています。
日本では毎日300冊の新刊が出るのですが、日本の本屋さんの数とスペースは相対的に非常に少なく、結果としてベストセラーばかりが置いてあります。その為にほしい本は発売後すぐに買わなければ買えない現実があります。
「膨大な商品に対してほんの少ししか買えるものが無い」この盲点を逆手にとることがインターネットとデータベースによって可能になったことが、ネット商材に本が向いている原因です。
膨大な商品があるのに見つけることが出来ない。
膨大な商品があるのに比べることが出来ない。
不動産も実は同じです。だからインターネットに向くのです。
だけど・・・・・・・・・・・
インターネット白書には別のデータも有りました。
インターネットで購買する商品のどん尻に不動産が有ります。
不動産はインターネットで探したり比べたりするのに最高だが、絶対それだけじゃ買わないということです。
それなのにネットだけで(HP)買わせよう、借りさせようとしている不動産会社の多いこと多いこと。
それがだけど・・・・の原因なんです。
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Posted by 金丸 : Comment(2) | 2007.10.29.
2 thoughts on “インターネット白書2007”