今日の日経新聞のトップ記事です。
08年の通販市場の売上高は8兆円強とコンビニや百貨店の規模を抜いた模様。自宅や外出先からパソコンと携帯電話を使いインターネット経由で注文する比率が7割に達する。このネット通販をけん引役に市場全体は00年の3倍強に膨らんだ。
そして書籍は08年のネット通販が推定2000億円。3年で3倍以上の伸び。
さらにユニクロのネット通販売上高は08年8月期144億円。3年で7割伸び、自宅へ商品を届けるネットスーパーも普及し始め、イトーヨーカ堂は来春までに今春時点より5割多い130店で扱う予定。
「ネット通販は物理的な制約なく品揃えできる。商品を立体的に見られるなど内容を細かく確認できるよう改良も進み、さらに市場は拡大する。」
ネットはその特性から本などの「どこで買っても商品は同じ」というような、地域性に連動していた商品を駆逐していき、さらに今度は「売り場面積にとらわれた商品」をも駆逐していくようです。
今アマゾンが力を入れて売っているのが「靴」なのを皆さんはご存知でしょうか?
いくつでも注文できて、サイズが合い、気に入った靴を選んで残りは着払いで返品できるというビジネスモデルです。
ネットの次のターゲットは「サイズをあわさないと買えない」商品にも向かっているのです。
あと2年でデジタル放送が始まり、リビングの中に当たり前のようにネットが進入する時代がやってきます。それから改めて新しい時代が始まると考えていましたが、とっくに始まっているのかも知れません。
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Posted by 金丸 : Comment(0) | 2009.6.26.