東京都心の空室率過去最悪

社長ブログ

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オフィス仲介大手の三鬼商事が７日発表した３月末時点の東京都心５区（千代田、中央、港、新宿、渋谷）オフィスの平均空室率は前月比０・０９ポイント悪化の９・１９％となった。上昇は３カ月連続で１９８９年の調査開始以来、最も高かった。大型新築ビルの完成などで募集面積が増えたためという。(産経新聞)

大型新築ビルの完成が原因とされていますが、実は福島第一原発の放射能を恐れた外資の逃避がベースにあります。そしてその影響はこれから本格的に出てくるはずです。日本企業の中でも、海外に重点を置く方針の会社は同じ感覚で動くことが考えられます。（海外から見たら東京じゃなくて大阪でも問題ないし、ましてやネット系の企業ならなおさらですよね）
もうすでに楽天、サイバーエイジェント、ＧＭＯなどがかなりの会社機能を関西に移すといわれていますし、何より大阪のオフィスがあっという間に埋まっている現状があります。（今なんばのホテルでこれを書いています）
東電は必至に対応しているようですが、良い方向に向かったとしてもかなりの期間がかかるのは必定です。そんなことを考えると東京の特に都心５区のオフィス事情は数年厳しくなることを覚悟しなければならないようです。
ここは関西にがんばってもらわないと。