米マイクロソフトは9日次世代版の基本ソフト「ウィンドウズ8」を10月に発売すると発表した。新OSは急速に普及するタブレット型の多機能端末にも対応したのが特徴で、MSは独自ブランドのタブレット端末も発売して、先行するアップルに対抗する。
とうとう発売ですね。
ところでシステム開発の世界では、競争心を煽るというか、頑張らせる為というか、同じ路線の開発を複数のチームで行うというのが割とよくあります。MSさんやGoogleクラスになると当然そういう体制だと思うのですが、そうなるとちょっと(ホンの少し)不安になることがあります。
MSが最初に爆発的に有名になったのがウィンドウズ95。(その前にウィンドウズ3.0ってのがありましたが)そのあとがウィンドウズ97。そこまではよかったのですが、その次に出たのがウィンドウズ2000。そしてほぼ同時にリリースされたのがウィンドウズME。この頃パーソナル系とビジネス系が統一されたという時代背景がありますが、そのせいでいくつかのチームが統合された可能性があります。
混乱の中で2000とMEは現場でいくつかの問題を起こし(もちろんアプリケーションメーカーの問題のほうが大きかったのですが)そしてXPが登場します。このOSは過去の問題をクリアーして非常に安定性の高い素晴らしいものでした。(今でも世界で一番使われているかもしれません)ですがその後継のOSビスタはそれはそれはひどいものでした。
そしてその問題を理解した上で登場したのがセブン(7)でした。ビスタの問題を見事にカバーした素晴らしいOSです。と、考えてみると一回ごとに良いのと、悪いのが交互に登場しているという歴史的事実が浮かび上がります。さて今度はどうなるのでしょう?
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Posted by 金丸 : Comment(0) | 2012.7.12.