本日の日経新聞の記事です。
地価の回復傾向が広がってきた。国土交通省が29日発表した4月時点の地価動向報告によると、全国150地区の53%に当たる80地区が3ヶ月前に比べて上昇した。上昇は1月時点から29地区増え、現行調査が始まった2008年10月以降、初めて半数を超えた。大都市圏の商業地の上昇が目立ったほか、住宅地も堅調だった。
地価動向調査は三大都市圏と地方の主要都市を対象にした3ヶ月毎の地価の調査結果ですが、今回顕著に上昇地点が増えているようです。この調査は速報性が高いのが特徴で、アベノミクスの効果を為替、株式市場に続いて土地価格でも証明したことになります。(それがいいかどうかは先にならないと分かりませんが)
特に商業地にその傾向が顕著で、代表的地点として「とうきょうスカイツリー」の墨田区、「あべのハルカス」を建設中の大阪阿倍野区が3ヶ月で3%以上の上昇と報道しています。商業地が上がるって、経済が好転すると考える人が多くならないとありえないと思いますので、少なくともアベノミクスによる心理的効果は間違いなく経済を前向きにしているようです。
株価は経済動向の半年から1年先読みして動くとは、昔から言われていることですし、私も実感しています。なんとか来月発表されるであろう成長戦略を絵に書いた餅に終わらせないで、強力に実行してもらいたいと思う今日この頃です。
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Posted by 金丸 : Comment(0) | 2013.5.30.