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謎のDr.アルフレッドによる代打日記第二弾 ⇒ 第一弾


では、今週の講義を始めます。

先週出したレポートのホームワークはどうしたね?

「村長五段活用の効用と聞く側の納得度の関係」についてレポートを書いてくるようにと言った内容だよ。
忘れたって、増上寺君!
君の評価は不可だ。

 

 

まあよい。

では、解説をしよう。

「村長五段活用の効用と聞く側の納得度の関係」だが、
聞く側が一番納得する話し方になっているということを順を追って説明しよう。
まず最初の段階として、
「いいかぁっ、・・・・」
っと言うことで、改まるということがある。

考えてごらん。普段、酔っ払いのたわごとのようなことを言っている初老のハゲたおっちゃんが、電車の中で独り言のように
「みんな、日本を良くするんだぁ!」
って言っても誰も見向きもしない。

まずは、
「俺はこれからちょっと改まって好いこと言うからね!」
ということが必要ね。
つまり、第一段階はこの“フォーマル効果”です。

 

次が、“アテンション効果”
政治家の街頭演説でも、あんなに拡声器を使って演説していても、知らない人(興味が無い人)なら、話しの内容を覚えてないでしょ。

つまり、人間は、自分の興味のあることかどうかを耳と脳が自然とふるいにかけているんだよ。
普段、雑踏の中でも自分の名前を呼ばれれば「はっ!」と振り返るし、それがいつも聞きなれている家族の声だったらなおさらでしょ。

次の、「よく聞けぇっ!」ってのは、この“アテンション効果”を狙っていいるんだね。
3つめのステップは、“コンセンサス効果”
これは、「絶対なぁっ・ってなってんだよ!」と本題の前後話すことで、普遍の世界中で認識されている定説を言うんだよと振っているだね。

人は、自分の知らないことを最初は受け入れにくいものなのだよね。
ところがそれが、自分だけが知らない(知らなかった)だけで、世の中では常識で誰でも知っていることと思ったときどうなるか?
それは、無知で恥ずかしい・・・と羞恥心が出てくるのね。
(増上寺君、歌わなくても良いよ、♪しゅ~ちしん、しゅ~ちしん、俺たちわぁ~♪)

でもって、自分も早く一緒の知識を持たねばと、心に受けれることが急速に行われるわけだ。
わかるかね。

この三段活用で、大概のことは聞く側がの納得度がものすごくアップしてしまうわけだね。

こういった、
“フォーマル効果”
“アテンション効果”
“コンセンサス効果”
を前振りしておいた上で、内容のある話をすると、聞く側にとっても素直に受け入れられるんだよ。

 

もちろん、この前振りの後に続く本題の中身が納得できるものでないと、次からは聞いてくれなくなるから、気をつけなければならない。

 

 

 

いいかぁっ、増上寺くん!

 

この講義で理解してくれたように、相手に自分の気持ちを伝えたい場合に本題に入る前段階で自分のペースを作ってしまうことが大切だ。
ここから、村長ワールドに入っていくわけだよ。

 

 

 

今日の授業はこれまでだ。
来週は、「村長五段活用の効用と聞く側の納得度の関係」の後半、「テーマの本質はここにある」ということに触れますからね。

今日の授業の内容、前三段の活用をイメージ化しておくように。

以上!

by Dr.アルフレッド


 レポートは提出できませんでしたが、まずはイメージトレーニングから始めます。(by 増上寺)
第三弾はこちら


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Posted by 増上寺 : Comment(0) | 2009.4.2.