Posted by 金丸 : Comment(4) | 2011.2.9.
釧路から札幌までは特急に乗って4時間。もちろんたばこは吸えません。
名物の豚丼を食べ
雪の北海道もおつなものだろうと窓の外を眺めながらの移動だったんですが、帯広あたりから吹雪で何にも見えなくなりました。そしてついた札幌も雪。マイナス8度です。その上ホテルの場所がよくわからず30分迷い、やっとのことで辿り着きました。
迷いながら発見した北海道庁
ほっとしてホテルでニュースを見ていたら、NHK会長人事についてやっていました。
実はもう10年近く前になりますが、今回怒っている前慶応大学の学長の安西さんとは学長になる寸前に、一回だけ話したことがあります。(ほんの一言二言ですが)当時慶応大学は財務的にくるしく、ソフトな人柄に似合わず、がんばらねばという雰囲気でした。
一方でNHKなんですが、この組織人知れず言われていることがあります。それが「早稲田出身だらけ」
(半分くらい早稲田出身じゃないでしょうか)
今年の初めに早稲田出身のある社長さんと飲んだ時、「よく慶応の人をNHKが会長に迎えますね?」と言ったら「まだ決まったわけじゃないでしょ」という返事でした。「もう決定でしょ」と答えたのですが、やっぱりかという感じです。
ニュースでは怪文書が流れたとか(NHKのお得意)、いろいろ言われていますが、その実早稲田と慶応のプライドの争いというのが私の見立てです。どっちの大学も素晴らしい大学なのにねぇ。下々の私には、そんなことこだわらなくてもいいのにって思うんですが。
Posted by 金丸 : Comment(0) | 2011.1.14.
唐突ですが釧路にいます。
北海道には時々来るのですが釧路は初めてです。
雪は降っていませんが、全部凍っています。
今日は前泊なのでゆっくり温泉付きビジネスホテル「ドーミーイン」に泊る予定で、キヤノンの地元の方々に聞いたおいしいお店で夕食です。
ギンダラのかしらです。(食べかけですけど)
とっても美味しゅうございました。
でホテルに向かったんですけど。
これがちょっとつらかった。
お店からホテルまで15分くらいなんですが、途中に温度計が置いてありました。
よくわからないかもしれませんが「零下10度」です。
さあ今日は温泉に入って早く寝ましょう。
Posted by 金丸 : Comment(3) | 2011.1.11.
明けましておめでとうございます。
皆様今年もよろしくお願いいたします。
さてお正月も明け、明日あたりからは本格的に仕事が始まる雰囲気ですが、今年はどんな年になるのでしょうか?昨年の秋以降不動産業界にも薄日が差してきているのを実感しますが、マスコミでは相も変わらずネガティブな話が氾濫しています。本当はどうなのでしょう?
不動産業界以外に目を向けてみると、すぐにではないけれども中期的には期待できるいくつかの傾向が見て取れます。たとえばアメリカの景気。だんだん良くなっているみたいです。ドル崩壊などの心配ももちろんありますが、少なくともそれがなければこれからは上向きです。
ユーロの危機も確かにそうでしょう。ギリシャやアイルランドに続き、ポルトガル、スペイン、イタリア、果てはイギリスまでもが危ないといわれていますが(安心なのはドイツだけだとか)、なんとかもつような雰囲気です。
一昨年の末に自動車業界のことを書き、珍しくその線で進んでいますが、電気自動車の今後を考えても日本の未来はそう捨てたものではないと思います。
電気自動車の肝はもちろん電池ですが、現在の主流であるリチウムイオン電池では、なかなか差別化できず世界中のメーカーの中に日本のメーカーも埋没してしまいそうです。しかしその先と言われている「NAS」(ナトリウムイオウ電池)では先を行っているそうです。NASって見たことあるかも知れませんが、プラグをつながないでも充電できる電池です。駐車場に止めておくだけで充電できる電池です。
電気自動車の性能を測る上で一番注目されるのは走行距離ですが、リチウムイオン電池は走行距離は確保できても馬力が出ないことが問題で、商用車などには向きません。そこでNASなのです。
ちなみに電気自動車の走行距離って実はあんまり意味がないんです。たぶん実用化が進むかどうかはその寿命が一番だと言われています。携帯電話の電池と同じで最初は300キロ走れるかもしれませんが、1年たったらフル充電しても30キロじゃ使えませんでしょ。そんな研究でも日本の企業(日産と三菱)は先行しているといわれています。
合わせて「ヤマダ電機」
ヤマダ電機が電気自動車を売るそうです。これも至極もっともでヤマダ電機が本当に売りたいのはたぶん電池。寿命の問題に気がついたからにほかなりません。こんな風にいろんな業界がアンテナを高く立て、すぐに反応するようになったのはつい最近のことだと思います。さすがに何となく廻りとおんなじにやっていれば食える。みたいな感覚がなくなってきた証拠です。
ここ数年は、当社のソフトウエアを導入される不動産会社の姿勢も非常に前向きです。裏を返せば危機感いっぱいということです。政治をみているとお互い足の引っ張り合いに終始し、まったく危機感がないように感じますが、政治に頼れないと感覚的に感じ、しっかりと覚悟を決めた(自分でやらなきゃ)企業や、個人から危機感の裏返しとして、前向きな考えや行動が始まったのだと思います。
91年のバブル崩壊までの日本は、戦後の復興期を経て高度成長。そして世界有数の経済大国になっていきました。ちょうど今の中国が同じ雰囲気なんでしょうが、このころまではとにかく働けば成功する時代でした。商品もサービスも消費者が飢えていたのですから当然です。
そのため製造業では「ちゃんと作る」ことが一番重要でした。(作れば売れたからです)サービス業でも同じで売れる商品を欠品しないようにとか(POSシステム)、在庫をうまく処分するとか(バーゲン)そんなことが重要視されていました。
社会全体の雰囲気もそうでした。ちゃんと作るやちゃんとやるためには、こうするといいという問題があって、その答えを正確に理解して行動することが求められます。そのため試験でいい点数を取ることが重要だったんです。問題解決型人間を社会全体で求めていたんですね。
しかし最初のバブル崩壊以後は社会全体が変わってしましました。「もう持ってる」消費者や「いまの生活でいい」消費者に商品やサービスを売るには「いい製品でしょう」「いいサービスでしょ」と言ったって売れません。お母さんが子供たちに「おいしいから食べなさい」と説得してるのと同じです。
こんな時代に一番大切なのは、課題を見つけて解決する能力です。人生とはいかに生きていくべきか。すぐに答えの出せないようなそんな課題を見つけ出し、そしてその課題のために何が必要なのかを考え行動する人材が求められる時代になったのです。
答えが出ないことを解決することはできません。答えが出ないことを解決しようとするのは実は「挑戦」というのです。
問題を見つけ出して挑戦する。そんな人材が求められ、そしてその集合体として企業がある。そんな企業が成長できる時代の始まりがこの2011年なんだろうな。とそんなことを考えています。がんばりましょう。
Posted by 金丸 : Comment(2) | 2011.1.10.
皆様お久しぶりです。私にとって激動の2011年もくれようとする今日、当社も仕事じまいです。毎年恒例ですが、今年一年を振り返ってみました。
今年訪ねたところは、北海道(帯広、札幌、小樽)、秋田(秋田、横手)、宮城(仙台)、新潟(長岡、新潟)、茨城(水戸、つくば、日立、取手)、栃木(宇都宮)、千葉(銚子、匝瑳(そうさと読むんだよ)佐原)
東京(あっちこっち)、埼玉(そこらじゅう)、神奈川(あんなとこ、こんなとこ)、静岡(浜松、掛川)愛知(名古屋、刈谷)、岐阜(岐阜)、大阪(上から下まで)、岡山(岡山)、広島(広島)、島根(松江、出雲)、山口(下関(ごちそうさまでした))、香川(高松)、高知(高知)、福岡(博多、北九州)、宮崎(延岡)、沖縄(いやーおいしかったです。また行きたい)
こうしてみると今年はあんまり廻ってないなと思いますが、どうでしょうか?
さてこの移動中、新幹線に何回乗ったかというと「82回」
飛行機には「25回」(飛行機嫌いです)
特急は28回乗りました。
講演は169回行い、飲み会はたぶん210回。
ウーロンハイを2000杯ほど飲みましたが、今年は泡盛もたくさん飲みました。
足のむくみがひどくなりスリムウォークは手放せなくなりましたが、9月の病気のおかげでしょうか、体重は77キロを維持しています。そういえば今年は洋服を買わなくて済みました。(毎年着れなくなって買ってましたから)
今年も年末にシルバー精工さんという一部上場企業が倒産しましたが、そんな中では我々のユーザーさんも、わが社もそこそこに暮らしていけてます。そういう意味でもよい一年だったのかもしれません。
Posted by 金丸 : Comment(8) | 2010.12.29.