社長ブログ

 「実は5月17日に」
 「あ、金丸さんのサイン会でしょ」

丸善セミナー

 と、打てば響くように答えが返ってくる
金丸信一 
インターネット不動産経営 勝つための11のセオリー 
   セミナー&サイン会

がいよいよ来週5月17日(水)に、丸善丸の内本店で開催されます。サインもいたしますがセミナーも行います。
 現在、丸善・本店にて書籍をお買い上げの先着100名様に【和書売場各カウンター】にて整理券をお渡ししているほか、すでに書籍をお買上のユーザ様におきましては、特別にリングアンドリンク(株)にてお席をご用意いたします。お気軽にお越しください。
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-4
丸善・本店 3階日経セミナールーム 地図はこちら
定員100名様:要整理券


参加をご希望される方はお気軽にリングアンドリンク(株)までお問い合わせ下さい。
■お問い合わせ先:リングアンドリンク(株) 高木/高橋
Tel:0120-465-146
email:dream2000@ring-and-link.co.jp
●関連リンク
丸の内本店のご案内:5月の催事

write by 増上寺

Posted by 増上寺 : Comment(5) | 2006.5.11.

 またしてもお邪魔いたします。サポーターの増上寺です。
 サポーターという仕事は、1にも2にも電話に出ることから始まります。
「お電話ありがとうございます。リングアンドリンクITサポーター増上寺でございます」
 電話の相手はユーザー様であったりキヤノンシステムアンドサポートの人だったりしますが、日本列島を文字通り走り回っている、弊社のコンサルタントチームの人だったりもします。多くはその三通り。
 ところが、あれは私がまだ入社して間もない頃でした。
「お電話ありがとうございます。リングアンドリンクITサポーターの増上寺でございます」
「…ふっふっふ」
 はっ。こ、こ、これは、サポートセンターにたまにかかると噂で聞いた「いたずら電話」!この会社にもこんな電話がかかってくるのかっ!この後は「ふふふ…どんなパンツはいてるの」とか聞いてきちゃうのかっ!
「金丸です」
 社長でした。驚きです。
 またある日のこと。
「お電話ありがとうございます。リングアンドリンクITサポーター増上寺でございます」
「…ふっふっふ」
(これはまた社長に違いない。毎回こんな風に電話をかけてくる人なのかしら?)
「い~い声だねぇ」
 うわっ!社長かと思ったけど今度こそ噂の「サポセンにかかるいたずら電話」に違いないっ!間違いない!この後は「今どんな格好してるの」とか聞いてくるに違いないっ!(制服だけど)
「金丸です」
 社長でした。またも驚いてしまいました。
 いくら思い返してみても、社長からの電話が同じパターンでかかってくることはありません。勿論、いつもいつも「ふっふっふ」で始まるわけではなくて、急いでいる時にはちゃんと「金丸です」と頭から名乗ってくれます。(それが普通ですが)
 それでも圧倒的に意表をついた電話が多いのですが、そういつまでも驚いてばかりいられません。驚いてしまってはなんだか負けたようで悔しいです。最近ではどんなパターンでも「これは社長だ。間違いない」とすぐに見破り、「お疲れ様です」と落ち着いて答えることが出来るようになりました。
「お電話ありがとうございます。リングアンドリンクITサポーター増上寺でございます」
「なるほど」
 新しいパターンです。いきなり納得されてしまいました。名乗った途端に納得されてしまいました。何をいったい納得されたのでしょう。危なく動揺するところでした。
 ですが、納得されてしまったものはしようがありません。
「その通りです」
 肯定してみました。


そんな金丸信一のセミナー&サイン会
5月17日(水): 丸善・丸の内本店 (三階日経セミナールーム)
 午後7時から午後8時30分


Posted by 増上寺 : Comment(9) | 2006.5.9.

私には師匠が数人いますが、私と同じ大酒飲みは一橋大学の関先生だけです。
(皆さん上品^^)
先日も渋谷で飲んで、吉祥寺で飲んでラーメン食べて記憶を失いそうになりながら帰ったのですが、その日はオーム社という日本一歴史の古い技術系の雑誌の取材で、関先生がインタビューアーとなって私が話しをする企画の打ち上げでした。
関先生は中小企業論の大家ですが、一般の大学教授とはまったく違って現場に実際に触れながら研究する研究者です。日本だけでなく、中国や台湾、ベトナムまで広範囲にリサーチしています。
現場に実際にいって調べる手法をとりながら、日本だけでなく中国、台湾、ベトナムってすごい行動力ですが、日本国内に限っても信じられないほど全国を回っています。その上各地には行っているだけではありません。
講演を行うだけでなく、地域活性化を実際に行うグループを立ち上げ、応援したり参加したりしながら実際に活性化のお手伝いもしている、行動する大学教授として有名なかたなのです。
東京の三鷹、墨田、富山の高岡、岩手の花巻、宮古、新潟の柏崎、島根の松江、隠岐などでは実際アグレッシブな行動が起こっています。
まさに「事件は現場で起こっている」を体現している大学教授なのです。
「リングアンドリンクの話を聞いていると、つくづく反省しながら発展していると思うよ。そして反省したらば行動する会社だよね。」
「反省する前に最初っからちゃんとやれれば、もっといいんですけど」
「でも反省したからって、実際に行動できる会社ってそんなにないよ」
確かにそうでした。当社はいつもできないことに挑戦していった会社ですが、できないことに挑戦するわけですから、当然最初はできません。できないからってやり始めたらやめるわけにはいきませんから、がんばるわけです。そんながんばりをマスコミの皆さんは評価してくれたりするわけですが、実はこのがんばりはお客さんにとって「迷惑」なことなのです。
「いいと思ってリングアンドリンクに注文したけれど、この会社、別にそんなにできないじゃない。確かにガンバって対応してくれるけど、最初からスムーズにできる会社に頼んでおけばよかった。だっていろいろ聞いてくるし、こっちだって大変なんだよね。」
そんな風に、時には「頼んじゃったんだからしょうがない」と思いながら付き合ってくれたお客さんに支えられて発展してきたのです。
しかしお客さんもいつまでも待ってくれるわけではありません。その我慢できる期間の間にいかにして一人前、いや価値ある製品を作るだけのレベルに到達できるか。その期間が短かったことが当社が生き抜いた理由なんだと思います。
関先生と飲んでいるとそんなことを考えさせられます。製造業でも、不動産業でも、お医者さんでも、現場ではかっこいい事例より、目の前の問題の解決が最優先で、ついつい新しい挑戦に二の足を踏みます。ましてや今の現状を変えるなんてとっても勇気がいることです。
ですが世の中は時に大きな変化をもたらします。
イギリスで産業革命が起き、鉄道を中心とした交通革命が起き、その後アメリカでフォードが生産革命を起こし、そして今情報革命が起ころうとしています。
旧式の世の中で成り立っていたビジネスが、ほんの短い間になくなってしまうのが革命と呼ばれるゆえんです。
小さいながらも我が社が行ってきた挑戦と同じことを、好むと好まざると行わなければならないのが今の市場でビジネスを行うことなのでしょう。
とすると、間違ってもいい。儲からなくてもいいから挑戦していくことが大切で、その期間が短ければ短いほど成功する確率が高くなるということです。最初が一番大変で、一番大切だということです。


Posted by 金丸 : Comment(26) | 2006.4.22.

2回にわたって、ITを拒否している人を脅すような話を書きましたが、よく考えてみると、このブログを読んでいる人は、すでにネットを見ているわけだし、そんなことよーーーーくわかっている人ばっかりだったかもしれません^^)
そこで今回は、ネットの普及でまずい事態が起こる事ではなく、いいことが起こっている例を紹介いたします。
先日ある会社の社長さん2人と食事をしていたら、「碁」と「将棋」の話になりました。
私は碁も将棋もそれほど得意じゃないので、二人の話を聞いていたのですが、それがとっても面白い話でした。
碁の好きな社長さんが言うのには、
「僕が碁を好きになったわけは、父親の影響なんですが、
うちの父親は本当に碁が好きで、いつも仲間と碁を打っていました。
当時僕の家は神戸にあったんですが、ある時父の碁仲間が転勤で
東京へ行ってしまったんです。
父の仲間が転勤してしばらくしたころ、うちにダンボールが届きましてね。
その中に切手を貼った封筒が何百枚も入っていて、
そこにはその仲間の住所も書かれていました。
そしてもう一つ紙に書いた碁盤が・・・・
これって通信碁っていうんですが、お互いに一手ずつ碁盤に書いて
封書でやり取りしながら碁を打つんです。
配達に4日かかるので、4日に一手ずつの通信碁です。
そのうち4日ではイライラするので、もう一枚紙に書いた碁盤が送られてきて
2枚の碁盤が神戸と東京を2日ごとに行ったり来たりするようになったんです。
本当に好きなんだなと思っただけでなく、そんなに面白いのか?
と興味がわいて僕も好きになったんですが、
この前父に会ったらびっくりしちゃいました。
父もその仲間もまだ生きているんですけど、
両方とももう90歳なんですよ。
それが今では二人ともインターネットで碁を打っているんです。
パンダネット
『この前はスエーデンのやつと戦って勝ったんだ』って自慢するんですよ^^)」
するともう一人の社長が、
「実は僕は将棋が大好きなんですが、僕もネットで対戦してるんです。
将棋倶楽部24
いやー休みの日なんか夢中になっちゃうと、
14時間くらい対戦しちゃうんですよ。
で、ネットが何よりいいのは、地元の将棋仲間といつもやってると
時々は他の人と打ってみたいじゃないですか。
それができるんですよね。
僕もこの前ノルウエーの人と打ちましたよ」
インターネットが作る新しい人生を、
ちょっとだけ垣間見た気がしました。


Posted by 金丸 : Comment(3) | 2006.4.17.

ITを使うか使わないかが、生活、ビジネス、果ては人生にまで影響するようになったのは、間違いなく国の政策としての「e-Japan計画」によるものですが、そこで発生するデジタルデバイトがこれから問題になることを前回書きました。
*デジタルデバイト*
パソコンやインターネットを使えるか使えないかによって情報の格差がおき、それがビジネスや人生に影響を与えること。もっとはっきりいえば、パソコンやインターネットを利用しない人が社会の落ちこぼれになるということ。
今回もその続きです。
不動産業界における現在のデジタルデバイトは、
「謄本を法務局まで取りに行かなければならないか」
それとも
「自社でネットをつかって簡単に取り寄せられるか」
が一番わかりやすい事例かもしれません。
まだすべての法務局が対応しているわけではありませんし、すべての情報が獲得できるわけでもありませんが、どんどんネットで取り寄せられるようになるはずです。
「インターネットなんて息子に任せてるよ」
「インターネットなんて若いやつらがやればいいんだ」
そんな風にいっていた不動産会社の社長さんたちがあわて始めます。
だってデスクの上から謄本が取れる会社と、法務局までいって半日掛りの会社では、仕事の質がぜんぜん違いますでしょ。
ネットの本当の影響はここなんです。
私はホームページを立てることは集客だけが目的ではないと、あっちでもこっちでも話ていますが、同時に自社運営するべきともお話しています。
それは自社でホームページの運用をすることが、ネットやパソコンになれてデジタルデバイトに落ち込まないための一番の近道であるからにほかなりません。
慣れることによって、これらの新しいサービスを迅速に取り入れて、効率的経営を行っていただきたいからです。
今年から来年、再来年にかけて今度は自治体がネット化されていきます。
住民票、印鑑証明、納税証明・・・・・・
これらがどんどんネットで取り寄せられるようになるのです。
「俺は市役所まで行くの好きだから、別に関係ないよ」
とおっしゃるあなた。
違うのです、あなたのためにe-japan計画が始まったわけではないのです。
ネット化して便利になるのは市役所のほうなんです。
だからネット化はとまらないし、この新しい社会に「参加」していないとまったく商売が成り立たなくなるのです。
法務局も市役所も前回書いた大手企業の総務と同じで、一度データベースを作ってしまえば、30倍くらい効率化ができるはずです。
役所は効率化なんて考えないと思うかもしれませんが、それも昔の話になるはずです。自治体も経費を削減して財政を健全化しなければならないのは、もう待ったなしです。
お願い社長さん。
早くそのことに気づいて、
とにかく何でもいいからネットに触れていくべきです。


Posted by 金丸 : Comment(0) | 2006.4.13.