社長ブログ

昨日不二ラテックスの岡本さんという方にお会いしました。
*作り話ではありません。
不二ラテックスといえば「コンドーム」。岡本に次ぐ業界第2位の名門です。
その不二ラテックスで営業をしている岡本さんは、明るく(暗くっちゃできない営業ですよね)頭の良い人でした。
話を聞いてみると、この業界の売上はバブル期の半分程度に落ちているそうで「それってみんなやらなくなっちゃったの?」「そうとは限らないんですけど。いろいろ環境の影響とか、空気が悪くなったりとかが原因みたいです。」「空気が悪くなるとどうしてコンドームの売上が落ちるの?」「いや直接関係あるかどうかは別にして、一般に成人男性の精子は6CC出るんです。その中にこんな(ここで精子の真似をして踊りだす)風に精子がいるんですが、10年前は6CCあたり5億匹いたのが、今では3億匹くらいしかいないんですよ。」「ふーーーん」(二人で足の付け根を見る)
「空気が悪いと精子も減るのか。環境問題が身近に感じられる話だなー。ところで岡本さんはたくさんコンドーム使ってるの?」「いえいえ、僕は独身なんです。ところで金丸先生、うちの会社のタブーって知ってます?」
「いやわからない」
「できちゃった婚です。」
そりゃそうだ(笑)


Posted by 金丸 : Comment(0) | 2006.9.7.

小倉

小倉にきています。この工場群が大好きです


Posted by 金丸 : Comment(0) | 2006.6.29.

先日、縁あってイエステーションの藤本社長と会食させていただきました。
イエステーションとはあの鳥海君がいる不動産FC本部です。
藤本社長とのお話は、ある一点について意見の相違がありましたが(黙れ!黙れ!黙れ!といわれました^^)大変勉強させていただき感謝しております。
藤本社長の輝かしい経歴は、自分なんぞが紹介させていただくのもおこがましいので、皆さん自分で調べていただきたいのですが(イエステーション)、
不動産FCを立ち上げ実際に本部で運用している藤本さんとの話の中で、かねてから疑問だった事柄にひとつの方向が(自分はばかなので、ちょっとだけ)見えたのでここで紹介したいと思います。
そもそもFCの価値とは、商売のノウハウとブランドに尽きると自分は考えています。
商売のノウハウとは、たとえばコンビニエンスストアをやりたいと考えた地主さんが、商売を行う上での「仕入れ」「値付け」「経理処理」「商品知識」「人材募集」「人材活用」「社員教育」「マーケティング(売れ筋)」「投資(多店舗展開)」などを、FC本部に指導してもらうことでリスクをヘッジし、収益が上がるまでの期間を短縮するためのものです。
ブランドとは、どこの誰か知らない人がやっているお店に比べて、たとえばセブンイレブンなら、あんな商品があるに違いない、おいしい弁当があるに違いない、古い商品なぞないに違いないという安心感を消費者に与えます。
それらの対価として、加盟店は高額な加盟料を支払い、さらに高額なロイヤリティーを支払い続けます。(ノウハウとブランドの対価としてね)
本部が儲けているのは知ってはいるが、ノウハウとブランドの価値を考えたらそれはそれで仕方がないと、ある意味納得してロイヤリティーを払い続けているのです。
不動産業界の場合も少々形は違いますが、根本の価値は同じだと考えています。
不動産会社の社長が高額な加盟料と、ロイヤリティーを支払い続けるわけは、ノウハウの対価として「いろんな加盟店での成功事例を吸収したい」だったり、「俺が言っても聞かないから外部の人間にしっかり教育してもらおう」だったり、中には「社員教育なんて面倒だから外部に頼もうと」鼻から経営を投げ出す(^^)ようなスタンスで利用される方もおられます。
もっともFC本部もそのことはよくわかっていますから、スパーバイザーを用意して店舗めぐりをして、実態をリサーチし、セミナーや勉強会を開いて成功へ導くための努力をしています。
ブランドの対価としては、テレビCMを打ったり、いろんなメディアへの露出を増やすことで、街の不動産会社では与えられない安心感を与えることに成功しているように見えます。
しかしです・・・・・・
コンビニのノウハウの中でも最大のものは、売れ筋商品をいつも店頭に並べるPOSシステムに代表されるマーケティングの仕組みです。この情報は日々変わっていきます。変化する全国の情報をリサーチすることによって、正確なマーケティングができるからこそ本部のシステムが必要で、且つ価値があります。
その点不動産会社の営業に関するノウハウは、日々変わるほど浮ついたものではありません。【ただし、簡単に実践できることでもありませんから、継続して行うために本部の「目」が必要なのかも知れません。】
日々変わらない、オーソドックスなノウハウは、何度か聞けば情報としては獲得できます。ましてやインターネットが普及して、どんな場所にいたって情報は獲得できる時代です。あっちこっちのセミナーを聞いている社長さんにとっては、(どこかで聞いたことのある話だな)なんて感じることも少なくないでしょう。
そんなわけで、FCに加盟している会社の社長さんがロイヤリティーを払い続ける理由は、ブランド力を買うことに重点が置かれているように思えて仕方がありません。
しかし、実際にそのブランド力とは、「有名」であることでしかないような気がして、これもまた仕方がないのです
「我々のFC加盟店は、他の不動産会社には絶対まねのできないこれこれこんなサービスがあります」みたいなアピールを、大手FCのプロモーションで聞いたことがありません。
せいぜい「仲介手数料半額」だとか、「マイレージがつきますよ」だとかです。
これなら一般の不動産会社だってやろうと思えばできることでしょう。
結局「有名」であるブランドの力が一番売りに見えてします。
それなのに一番価値のある「有名」というブランドを構築するための最大のコスト。テレビCMを打つときには、加盟店から広告費を取る・・・・・・・・・・
これがおかしいんではないかといつも思っていたんです。だってテレビCMが打たれて一番うれしいのは間違いなくFC本部でしょう。みんなのためというところもあるとは思いますが、もっともメリットがあるのは本部であるのは間違いないところです。
脱退した加盟店にとっては、ロイヤリティーとは別に自分で負担した広告費によって、しっかり利益を確保しながらブランド力が向上している本部。。。。。。
(結局いつでも儲かるのは胴元なんだよな。)みたいに思うんじゃないでしょうか?
そんなことをいつも思っていたので、イエステーションの藤本社長の話は私には新鮮でした。
このFCなんと月数万円の費用だけで、ホームページを作ってあげたり、ポータルを運営したり、物件サイトに加盟店が物件をアップするのも、本部持ちなんだそうです。
初めて会う「潔い(いさぎよい)FC」
胴元ではないFCがあったことにとてもうれしく、そして藤本社長に頭がさがりました。
ただ、おかげで儲けは少ないそうです^^)・・・・・・・・それも経済、がんばれイエステーション。


Posted by 金丸 : Comment(13) | 2006.5.18.

今回はちょっと話題を変えて女のうそについて、また女はどうして男のうそが見抜けるのか?を紹介したいと思います。
何しろこれは男にとって永遠のテーマですから。
男のうそはすぐにばれるといいます。
そして確かにすぐにばれてしまうのです。
なぜばれるかというと、
うそをつくときは目をあわさないで話す。
顔つきが変わる。
すぐに話を終わりにしようとする。
等はもちろんのこと、悲劇なのは、
話をするとき鼻の穴が広がるとか、
貧乏ゆすりをするとか、
左手で頭をかくとか、
まるでピッチャーの牽制球の癖を見抜くように女は男のうそを見抜いている
なんてまことしやかにうわさされています。
だから男はうそをつくとき緊張して、それらの自分ではよくわからない癖を出さないように必死で集中して話をするのです。
家に入る前に全部のポケットをあさり、問題のある名刺、領収書、割引券、会員券など全部探し(見つけた場合は捨てるところを探すのにまた一苦労)
よし、大丈夫と「ただいまー」
「連絡もしないでどこにいってきたのよ」
「ああ。宮越君と飲みに・・・」
「さっき宮越さんから電話があったわよ」
「・・・・・・・・・・」
やっぱりばれるんです。
どうしてなんでしょう。
実は男のうそと女のうそには決定的に違いが有ります。
そしてうそがばれるのは癖のせいではないのです。
ある若い男性が浮気をしたとします。
彼は朝帰りをしてしまいました。
帰ったら奥さんに問い詰められることは目に見えています。
そこでかれは考えます。
(今のプロジェクトがひと段落ついて、三村部長がみんなを誘ってくれたので飲みにいった。三村部長は一次会のお金を出してくれたけど帰って、上原課長が二次会を持つからみんな来いといったので二次会に参加した。疲れたところで、仲のいいやつだけでカラオケにいこうと先輩の佐藤さんがいったのでカラオケに行ったら朝まで騒いでしまって、結局始発で帰ってきた。)
よし、この段取りで行こうと心に決めます。
そして奥さんに、昨日は部長が課長が佐藤さんがカラオケが、そして始発でと話をしました。
「何時の電車で帰ってきたの?」
「えっえっと」
(始発とは考えたが、何時までは用意していなかった)
「いまさっきのことなのにもう忘れたの」
「最後までいたのは誰なの」
「えっえっと」
(佐藤さんとカラオケにいったとは考えたが、誰と誰までは考えていなかった)
「本当にみんなでいったの」
「うそじゃないよ」
「そう、じゃあ今度部長さんや課長さんに会ったらお礼を言っておくわ」
「ああ」
こうして今回は逃げられたかもしれませんが、彼はたくさんのうそのリスクを抱えてしまいました。もし部長さんが部内バーベキュー大会など次の週にでも行ったら、彼は気が気ではありません。
こうした積み重ねによって男のうそはだんだんとばれやすくなり(うそが重なり)そしていつかばれてしまうのです。
今の話の中でうその要素は、
プロジェクト、打ち上げ、部長、課長、先輩、カラオケと6つもあるのですね。
つまり男はうそをつくときに、その周辺のことすべてうそで固めるため、
ばれる確立が高くなるということです。
一方、女はこんなときどんな風にうそをつくでしょうか。
「昨日は会社の人や取引先の人と遅くまで飲んじゃって、ごめんなさい」
「おいおいいい加減にしろよ。朝帰りだぞ」
「ごめんなさい、でもやましいことは何にもないから」
そう、女のうそとは基本的に最後の一点だけがうそなのです。
それまでのことは本当の話なのですが、最後の一点「裏切っていない」というところだけがうそなのです。
となるとうそのリスクは裏切っていないということだけ、
今後に持ち越しになるリスクはないわけです。
これでは白を切られたらうそを見抜くことが出来ません。
聞けば聞くほど本当の話なのですから、最後の一点を除いて・・・
ああ、恐るべし女性たち。


Posted by 金丸 : Comment(5) | 2006.3.6.

「あのーこんな人が会いたいってきてるんですが?」
部下が持ってきた名刺には日本郵政公社と赤い字で書かれていた。
(ふーーーーーーーん)
「いいよ会ってみるよ」と答えると
「あそこの人です」と指差す。
なんだかおびえたような表情の
若者か年寄りかわからないキャラの青年が立っていた。
こういう青年を見るとなんとなくかわいそうな気がして
話をしてあげたくなる自分に年を感じながら、応接に一緒に入った。
まず目に付いたのが「くつ」。
当社は玄関で靴をスリッパに履き替えて入ってくるのだが
履き替えていない。つまり土足で知らない会社に入ってきたわけだ。
それは許そう。かわいそうな気もするし。
「で、何?」
「ゆうゆうパックって知っていますか?」
「名前は知ってるよ」
「どんな内容かわかりますか?」
「んっ。ちゃんとは知らないけど。たぶんこんな風かなって想像してる。
まずヤマト便や佐川に比べて高いだろうな……遅いだろうな。
でも安全ですなんて言うんだろうな。そんな感じ」
「そうなんです」
「あほかお前。それじゃ営業じゃないだろ」
「いえ。こんな風に話てもらえるだけでまだましです。
たいていは門前払いですので。現場の意見が聞けてうれしいです」
(まあ、今まで営業してなかったんだろうから。こんな甘い営業でも仕方がないか。
たぶん最後までうちを使ってくださいなんて言わず、
別れ際に名刺だけでもくださいって…
上司に飛び込み訪問をしたことを証明できるだけで十分なんだろうな)
そんな風に思ったのだが、いろいろ話は聞いてみた。
郵政公社が来年の10月には完全に民営化されること。
宅配便と違って、集荷、配達、営業担当ががそれぞれ分かれていること。
(配達に来た人は、そこに集荷する荷物が置いてあっても持っていかないんだって)
コンビニをヤマト便から奪ったけれど、結局個人の依頼なんて微々たる物だったこと。
法人からの注文を取れなければならないと営業してみたが、どこもかしこも
郵政公社のほうが高い、遅い、サービスが悪いと思っていること。
なんだかかわいそうにもなったので、
「今が一番苦しい時なんじゃないの。
価格もシステムもサービスも遅れているかもしれないけど
後は良くなる一方なんだもの。がんばっていればいいことあるよ」
「でも、来年の10月には完全民営化で。
今までは公務員として身分が保障されていましたけれど、これからは違うんです。
もしかしたらその頃には、僕もクビになっているかもしれません」
悲しそうに不幸な自分を語る彼の姿を見て腹が立ちました。
「お前は何にもわかっていない。今宅配業界のシェアはどうなっている」
「ヤマトさんと佐川さんが3割づつ、
残りの4割を日通やらフットワークやら福山やらがやっています」
「それで」
「それら大手で9割以上だと思いますが」
「そこに巨大なお宅が参入するんだ」
「ええ」
「いいか。お前のクビが飛ぶかどうかは俺にはわからん。お前の上司も然りだ。
だが確実に言えるのは、郵政公社が民間として参入してきた時に、
つぶれる中小企業があり、路頭に迷う従業員がいるってことだ。
なんでお前ら自分のことばっかり言ってるんだ。そんな連中のこと考えたことないのか」
「すいません」
「いや。言いすぎた。まあとにかくがんばってください」
「ありがとうございました」
「いただきます」とコーヒーをごくごく飲み干してから、
「すいません。良かったら名刺を一枚いただけませんか?」
やっぱりうちを使ってくれとは言わなかった……


Posted by 金丸 : Comment(0) | 2006.2.3.