毎年、皆様からたいへんご好評いただいております
『インターネット不動産業者交流会 in 東京』、今年は6月2日(火)に開催いたします。
今回も、大変ご好評をいただきました分科会形式にて、多数の講師陣をむかえ、複数の会場を用意し、事例発表セミナーを開催いたします。実践的なセミナーをこの機会に是非会場にてご覧下さい。
⇒ セミナープログラム詳細
今年は、申込開始直後から多くのお申込を頂き、申込開始10日後にはほとんどのセミナー会場が定員となり、急遽大きなセミナー会場を用意させていただいたほど!!
おかげさまで、現在も続々と新たなお申込みを頂いておりますので、定員に達し次第、再びご入場をお断りする場合がございます。
今ならまだ間に合う!お早めにお申し込み下さい。
【開催概要】
2009年6月2日(火)
●第1部 業者交流会(無料)
開場 9時30分 終了 16時
日本教育会館 8階 第一会議室
東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2
●第2部 情報交換会(有料:お一人様3,000円)
開場 16時30分 終了 18時30分
日本教育会館 9階 喜山倶楽部
東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2
●お申し込みはこちらをクリックしてご覧ください。
written by 増上寺
Posted by 増上寺 : Comment(1) | 2009.5.22.
ゴールデンウィークも、もう終わりですね。当社の工場ではこの時期が一番忙しいはずなのですが、金融危機の影響は避けられず、残念ながらのゴールデンウィークとなりました。かといってそんなことばかり考えていても仕方がないので、本を読んだり、ビデオを見たりしてすごしていたのですが、たまには体を動かしてみようと、皇居に出かけてきました。
テレビなどで時々取り上げられているのでご存知の方も多いと思いますが、皇居は今東京で一番人気のあるランニングコースとなっています。一周5kmのランニングコースは、信号も横断歩道もなく、ランナーのためのシャワールームサービスの会社が4箇所もあり、コースの回りには日本の中心地である事を証明するような建物の数々。そして仕事の合間に走る美しいランナー。
私はまだ走るには重過ぎるので、歩くために出かけてきました。有楽町線に乗って桜田門で降り、ウォーキング開始です。
桜田門から皇居の中に入るとまず二重橋
二重橋を左手に見て広場を歩いて行きます。なぜか皇居を一周するのは反時計回りが基本なんです。
大手門
ここはいつも開いているとは限らないので気をつけてください。
大手門から中に入り、旧江戸城天守閣に向かいます。
ここが旧天守閣です。天守閣から回りを眺めてみると、
武道館です。
毎日新聞社
そして大手門まで戻ってまた皇居の回りを歩いて行きます。
東京駅を右手に見ながら、AIUビル(1000億で売りに出ているらしい)、日経新聞社、気象庁などを過ぎ、竹橋から神保町を過ぎ、サクラで有名な千鳥ケ淵を歩いて行きます。
美人ランナーが何十人も追い抜いて行きます。
草薙君もいました。
左にお堀がまた見えてきました。
国立近代美術館
最高裁判所です。
半蔵門の交差点を超えてしばらくすると。
国会議事堂
そして一周が終了です。
まだ元気が残っていたので、もう一周してきました。結局大体90分で一周歩けるようですが、私は寄り道しながらなので二周で4時間くらいだったと思いますが、皆さんも試してみるといいですよ。
Posted by 金丸 : Comment(0) | 2009.5.9.
仕事がひと段落したので、久しぶりに休日をとりました。
たまにはビデオでも見ようと借りたのが「おくりびと」だったのですが、この映画いいです。アカデミー賞はフロックじゃ有りませんね。
お勧めします。
Posted by 金丸 : Comment(0) | 2009.4.20.
Posted by 金丸 : Comment(3) | 2009.4.15.
今サンデープロジェクトを見ているのですが、あんまり頭に来るので書きます。
自民党の政治家が、今回の補正予算について説明しています。信用保証協会の保障枠をさらに10兆円上げるとか、融資枠を上げるとか、エコカーを買うときに補助するとか、省エネ家電にポイントを負荷するとか。
そんな時に一つの質問がありました。
「派遣切りなどの問題は、さらに大きな問題を隠しています。工場をとめ、派遣の雇い止めをした企業を、この国はたたき続けています。今日本中の工場では、もう日本に新たに工場は作らないと言っています。」
この話に、出演している政治家二名は的外れな回答をしています。
バカじゃないだろうか。
もう一度「バカじゃないだろうか」
私は今政府のやっていることを見て(たぶん民主党がやっても同じ)二つの大きな憂慮が有ります。
1.経済対策のやりすぎ
一昨年の秋に景気の山があり、戦後最長の好景気が終わりましたが、私の実感ではこの今年の2月か3月が今回の不景気の谷だと思います。残念ながらV字回復には至らず、10月頃までなべ底が続き、そこから本格的な回復が始まると思います。
バブルの崩壊も、第一回の金融危機も、ITバブルの崩壊も経験していますが、それぞれの時の景気対策に比べて、今回の景気対策は際立って強力で広範囲です。マスコミの報道や、政府に対する陳情が多いのでしょう。しかし、文句や要望はだめな人ほど多く、ちゃんとやっている人ほど何も言わず黙々と努力しているはずです。本来政治とはそんな人達の事情を察し、政策に反映させることによって、良い人に悪い人を引っ張っていってもらうことだと思います。いくら悪い人の意見を聞いていても、結局何も好転しないからです。
それなのに選挙対策なんでしょうか、苦しい苦しいという声にただお金をばら撒いているだけ。そしてその額は空前の規模です。50兆円以上のお金をばら撒くということは、それだけお金を「刷る」ということで、市場にお金がジャブジャブになります。バブルはいつもこの現象から始まるのです。そして、ただ単にばら撒くだけの政策は、日本の借金を増やし、将来の負担を増やしていきます。(つまり増税になる)世界の風潮が企業も個人も減税なのにです。この事がさらに悪い事態を誘発するはずです。
2.貿易赤字がやってくる(アメリカの二の前)
マスコミではあまり大きく取り上げられていませんが、今年の2月の貿易収支は赤字になりました。私たちは小さな頃から「日本は資源を輸入して、加工して輸出することによって世界第二位の経済大国になりました」と教えられてきました。その日本が貿易赤字国に転落する寸前なのです。
アメリカは元々製造業の国でしたが、人件費が上がり、輸出をしていては新興国(当時の日本やドイツ)に負けるようになりました。プラザ合意(日本の円は250円~100円まで円高になりました)という為替調整をしても、輸出が持ち上がらなかったことで、さらに海外生産を加速させました。
今アメリカの製造業は、国内での生産は一部でしかなく、海外での生産がそのほとんどを占めています。
人件費とは単純に給与やボーナスだけでは有りません。今回の日本で起きている派遣や契約の雇い止めがいけないとなれば、その流動性のなさも総合的な人件費のアップにつながります。ましてやバッシングされるとなれば「もう日本に工場は作らない」となるに決まっていますし、既にそうなっています。
エコカーや家電に政府の補助がついたとしても、大企業は海外で生産をして輸入するでしょう。その利益は海外の工場に残り(昨年税制が改正されて、海外の工場の利益を日本で課税されなくなった)、日本の税収にはなりません。新しい工場が出来なくなれば、建築の仕事もなくなります。
こうして全産業が衰退していったのが、アメリカだったのです。しかしアメリカはIT化による生産性の向上(日本の7倍)や、金融技術の向上(やりすぎて崩壊しましたが)によって、国力を持ち直していきましたが、日本にそれが出来るのでしょうか?
日本の大企業の経営者は、アメリカの経営者に比べて海外展開よりも、日本国内での生産を優先してきました。世界一高い人件費にも関わらず、逃げずに挑戦し続けてきたのです。その気概が失われていくことが、今回の不景気で最も大きな痛手なのかも知れません。
Posted by 金丸 : Comment(0) | 2009.4.12.