朝は目覚まし無しで6時起床。(あんまり寝てないのに、お酒飲んでないからかな?)
なぜかおなかはすいていない。
7時半から太極拳みたいな朝の体操。ゆっくりなんだが汗をかくので目が覚めた。
その後、整体やコップみたいなのを背中につける治療。(アントニオ猪木の背中に良くついてたやつ)そして朝食。
酵素ジュース一杯
そして午後3時までの長い休憩です。
温泉に入る人も、寝ている人も中にはいますが、ほとんどの方が散歩に出かけます。
私は洋服を買いに一人で出かけました。普段私服なんてほとんど着ないので、下着は持ってきましたが、シャツ2枚だけだし、たった一つのジャージがゴムがゆるくて(紐も抜けている)歩くたびにずり落ちるので気持ち悪かったからです。昨日の夜先生に、歩いて30分すればヤオコーがあるからと聞いていたので、出かけたのですが。。。。
あったのは「ヤオハン」(食品スーパー)でした。聞き間違えたようです。ヤオハンなんてつぶれたんじゃないのと思いましたが、静岡ではどこぞの会社が買い取って営業しているというニュースを思い出しあきらめて、もっと先に行けば何かあるだろうと歩いていったのですが、あるのは「特選アジのたたき」だとか「大盛り海鮮丼」だとか「東京でうわさのスペシャルとんかつ」だとかばっかりです。普段気がつかないような看板でも、断食中の私の目にはどんどん飛び込んできます。
ええい。仕事の電話をして紛らわそうとして、電話をかけ始めたら夢中になって、気がついたら1時間も歩いてきてしまいました。
どうしようと思って地図を見ていたら、昨日の夜先生がここまで歩いたら立派というお寺のそばまで来ています。よしどうせなら歩いてやろうとお寺に一直線。お寺についておまいりをし、ボケ地蔵さんにお賽銭を上げて(ぼけなくなるようです)、今度は海岸沿いのアップダウンのきつい山道を帰ります。普通3時間近くかかるそうですが、なぜかものすごく足が軽い。山道を走って登ったのは人生初めてです。さすがに最後は疲れましたが、2時間で走破。
2時に道場に戻ってから、3時からみんなで散歩を一時間(また)
その後仕事。この頃から頭が痛くなってきました。断食症状というものらしく、血糖値が下がって体の悪いところが出てくるんだそうです。私の場合は頭ってこと?
5時からヨガ。
知らなかったのですがヨガっていいかもしれない。
6時から夕食。野菜スープ
それから残った仕事。しかし血糖値が下がってきているのか、どうにも簡単な事を間違えるし、計算機を持ってきていないので、学生時代以来の手計算を続けていて、10時の消灯時間が近づきあきらめました。明日はもっと血糖値が下がるから、できるかな?と心配しながらです。
寝る前、今日はじめての温泉に入って、一応体重測定してみました。
うそだろ78キロ。
ものすごく体は疲れているのですが、また寝れません。(恐るべし残留アルコール)
それでも昨日よりは早く、12時過ぎには眠れたように思います。
Posted by 金丸 : Comment(2) | 2008.10.28.
数々の医者に見離され(自己責任だと)、さまざまなサプリを使って(ビタミンダイエット)ここまで来ましたが、今日はとうとう断食道場です。
たくさんの皆様にご迷惑をおかけしながらの数日ですが、お許しください。社会人になってから初めての休暇です。
さて、私が今いるのは伊豆高原にある温泉付断食道場です。
東京から2時間半(新大阪に着いちゃいます)、素敵な別荘地及び観光地及び地元のたくさんの「おいしそうな」お店が並んでいます。
朝から何にも食べないで来るようにとの指示がありましたので、何にも食べておりません。ちょうどお昼時に列車に乗っていたので(踊り子号)、社中の皆様はお弁当を広げておいしそうに食べていました。
道場につくとすぐ部屋に案内され(禁煙)、続いて入所診断。先生にいろいろ聞きますが、やはりこれまでいわれたとおり。まあよく言うメタボです。体重81キロ、体脂肪率26%、内臓脂肪17%、体年齢53歳、その他内臓の機能を測定し「腸と腎臓がやられてます。肝臓は思いのほか元気な数値ですが、これは反対に何か負担がかかっているって事でしょ。さてどうなりますかね?」
終わると夕食まで好きなようにすごしてくださいとのこと。でも何にも有りませんから、おのずとパソコンを広げ仕事をしていました。タバコはすえない、お酒も飲めない、何にも有りませんから、おなかはグーグー言いますが、仕事は進む進む。
やっと6時になり夕食の時間です。ここで初めて参加している人たちを見ましたが、女性が多いのはわかるんですが、そんなに太ってる人がいません。(てっことは、ダイエットじゃなく、健康にいいから参加している人も多いって事、目的どおりです)
夕食に出てきたのは、お吸い物一杯。
具は有りません。(塩水ですか?)
その後入所説明会がありました。断食をしていると血糖値が下がり、頭がふらふらしたり、眠くなったりするようです。そんな話しを聞きながら私の不安は唯一つ、「お酒を飲まないで眠れるのだろうか?」
9時から露天風呂に入れるので、ちょっとだけ入って一応体重を量ってみる。81キロ。なんも変わっていません。今日一日だけですが、この努力を考えると悲しくなります。
10時が消灯なので、仕事をやめ(まだやってました)、寝ようとしますが、おなかが減って(もしかしてお酒飲んでないから?)眠れません。
お茶を飲んでごまかしますが、これがまたトイレが近くなってまた眠れません。ええいと貸本棚にあるゴルゴ13を読みながら2時ごろ就寝。
Posted by 金丸 : Comment(2) | 2008.10.27.
今年の夏はことのほか雷が多いように思います。温暖化のせいなんでしょうが、雷といえば瞬停がすぐ気になります。知らない人もいると思いますので、ちょっと説明します。
日本では一般に使われている電気の電圧は100ボルトですが、雷などがあるとその百ボルトがほんの一瞬、0.1秒とか人間にはわからない範囲で電圧が下がったり、上がったりするんです。それが原因で電子機器がフリーズしてしまったり、暴走してしまったりするのが瞬停です。
当社でも10年くらい前に、社内のネットワークが毎週のように止まったり、暴走したりして散々ネットワークサポートの会社に修理を依頼していましたが、その原因も実は瞬停でした。
当社の場合は、社内にだんだんとパソコンが増え、電源容量が限界に近づいていたのですが、停電にならないから大丈夫だとたかをくくっていたときに、たまたま同時にパソコンを立ち上げたりして、一時的に電圧が下がり瞬停を起こしていたのでした。
皆さんも入居しているビルなどで、どこか近くに会社がたくさんの電気を使っていたりすると起きる可能性があります。
蛍光灯なども一瞬消えているはずなのですが、人間の目にはわからないので問題になりませんが、電子機器などは大きな問題を起こします。
ノートパソコンなどは「バッテリー」を積んでいるので問題ありませんが、デスクトップパソコンなどはもろに影響を受けます。その為にUPSと呼ばれるバックアップ電源を用意している会社がほとんどだと思いますが、ここで以外な盲点が有ります。
それがルーターです。
一般にルーターにはUPS機能を持たないものが多く、瞬停によってネットワークが初期化され、あっという間にパソコンが使えなくなる事故が多発していると聞きます。(NTTなどは雷が起きるたびに問い合わせの電話がパンクしているそうです)
いったんトラブルを起こすととっても大変ですから、今から準備しておいたほうがいいです。1万円程度で5年はルーターの瞬停が防げる機器をキヤノンシステムアンドサポートが用意していますから、皆様どうぞ。(たまには宣伝してあげる^^)
Posted by 金丸 : Comment(0) | 2008.8.28.
昨年のサブプライムローンの爆裂からちょうど一年。
アメリカの経済失速が日本に波及するのではないか?
いやいや日本の金融機関はサブプライム関連の投資額が相対的に少ないから、それほど影響はないのではないか。むしろ傷ついていない分だけ積極的に行動できるのでチャンスなのではないか?
などと喧しい一年でしたが、どうもある程度はっきりしてきたようなので、今日は時間もあることだしちょっと書きたいと思います。
サブプライムローンとはご存知の通り、プライム以下(優良なお客様)の本来住宅ローンが組めないような信用力の低いお客様に貸し出した住宅ローンのことです。このローン債権を銀行はあっという間に証券化して市場に売却していました。
80年代日本に製造業で負けたアメリカでは、金融技術を駆使することによる、金融市場を牽引者とした経済発展を目指していましたが、その象徴的手法はこの証券化です。(イギリスはシティーという市場の強化によって経済発展を目指しました)
そして証券化する際に、その他のプライムなどのローンとまぜこぜにして商品として売っていたのです。もちろん何がまぜこぜになっているのかわからないと不安なので、格付け会社がその内容を審査して格付けをし、その格付けを信用して市場では取引がなされていました。
これらの金融技術はアメリカやイギリスがはじめたものでもあり、他の国の金融機関はノウハウがなかったため、ほぼ独占状態で市場をコントロールできたことが、この15年に渡るアメリカやイギリスの経済発展のベースになっています。
ところがこの技術がどんどん発展し、最初につくった証券化された商品を買った人たちが、いくつも買った商品を”また”まぜこぜにして、新しい証券化商品を作りさらに売るようになりました。これが繰り返され、元々何がどうだったかわからなくなってしまったのです。
一方サブプライムローンは元々信用力のない人たちに貸し付ける融資ですから、信用力のある人たちに比べて金利を高くしなければ、事故率が高くて成り立ちません。しかし金利を高くしてしまうと、返済ができないのでローンを組めません。そこで当初数年間は金利を安くし、ある一定の年月がたったら金利が徐々に上がるという、日本に昔あった、あの悪名高い「ゆとりローン」と同じ仕組みを作ったのです。住宅価格はバブルのように上がり続けていましたし、アメリカ社会では「ニューエコノミー」と呼ばれる、金融技術を駆使できるアメリカは未来永劫好景気が続く、などという理論が脚光を浴びたりしていましたので、返済額が上がる頃には家の値段も上がるから、その時に買い換えればいいじゃん。みたいに考えた、たくさんの信用力に低い人たちが、サブプライムローンを組んで家を買ったのです。
そして返済金額が上がりだす人が急増した昨年の夏、突然ローン延滞率が上がります。これを見た市場関係者はあわてて売ろうとするのですが、みんな見てましたから(笑)売り手ばっかりになり、まったく値がつかなくなってしまいました。
日本の路線価なんかもそうですが、取引がなければ価格の決定が出来ません。決定が出来なければほっとけばいいものでしょうが、そうもいきません。何しろアメリカが投資しやすいように、時価会計の制度を世界中にばら撒いたあとですから。時価会計となると、今持っている商品(不動産や株、債権など)を、今売ったらいくらになるかを決算期ごとに計算しなおさなければなりません。
しかしまぜこぜを繰り返した証券化商品は、その中身を正しく査定することが難しく、格付け会社も「実は良くわからなくなってました。」と宣言してしまいました。たくさんの債権を買って運用していた銀行はたまったものでは有りません。4半期ごとに(これもアメリカが世界中にばら撒いた仕組み)、どんどん下がる債権を(誰も買わないから)持ち続けなければならなくなったのです。
巨大な損失を抱えた銀行は自己資本比率が下がっていきます。日本の金融危機のときBIS規制というものを何べんも聞いたことがありますが、これは銀行の自己資本比率が8%以上ないと、海外での商売ができないというものでしたが、今のアメリカの銀行は債務超過(自己資本比率0%以下)になるんじゃないかとさえ言われています。
あわてた銀行は2つのことを始めます。一つは増資による自己資本比率のアップです。(日本でも金融危機のとき、三井住友銀行やみずほ銀行が1兆円クラスの増資をしましたね)お金をたくさん持っている中東の国などがその増資を引き受けました。
そしてもう一つが貸しはがしです。銀行の自己資本比率は貸し出しに対しての純資産の比率ですから、分母に当たる貸し出し額を減らそうとしているのです。(これも日本でありました。苦労したなぁ。。)
貸しはがしを続けていると、企業活動が停滞し経済が減速します。そうなると(大統領選もありますし)まずいので、また2つの対策を打ちました。
一つは金利の低下です。元々4%台だった金利を2%にまで一気に下げていきました。(金利が下がると、お金を借りる人が増えるので経済が活性化する。はず^^)(日本もどんどん下げてしばらく0%になっちゃいましたね)
もう一つは通貨供給量の増加です。今アメリカは通貨供給量を公式に発表していませんが(いいのかな)、とにかくどんどんお札を刷っています。市場にお金がたくさんあると、つい使いたくなるからです。つい使いたくなる人が増えると、経済が活性化するという理論です。(これも日本でもありましたね、日銀がいつでも銀行が借りられるお金を数倍にも増やしました)
アメリカのドルは世界の基軸通貨ですから、世界中のお金の基本となっています。日本円は一ドルといくらで交換できるとか。ですがドル自体の価値については、アメリカの信用力(政治力や軍事力を総合的に換算して)以外その価値を決めるものは実際ないのです。その為苦しくなったらせっせとお金を刷れば、お金が湯水のようにわきあがるという魔法をアメリカは持っています。安心してというほどお気楽ではないでしょうが、アメリカは経済危機を打開するためにせっせとドルを刷り始めました。
「もしかしてドル刷りすぎじゃねー」
と市場が考え始めたときに原油相場はBRICls(ブラジル・ロシア・インド・中国)等の経済発展によって既にどんどん上がっていましたが、原油はそのすべてがドル建て(ドルで値段が決まる仕組み)であったため、原油使用量の増大とドルの価値低下でさらに高騰します。そして最後に刷りすぎたドルを持った人々が、停滞する実体経済に投資するより、まだまだ上がりそうなドル相場に投資したために、現在のようなありえない価格まで原油が高騰してしまったのです。
原油が高騰すると、経済全体が高コストになります。材料費が上がり、消費者物価が上がります。材料費が上がって困ったメーカーは販売価格に転嫁しようと考えますが、消費者も生活費が上がり、苦しくなっていますから高いものなど買いたくありません。こうして日本にも影響が出始め経済が停滞し始めたのです。
いまだに日銀はいざなぎ景気以来の景気拡大が続いているようなコメントをしていますが、実際の肌で感じるところでは、昨年の晩秋が今回の景気拡大の終焉だったような気がします。
そのことに気がつかず、いけいけどんどん(日本版ニューエコノミー)で仕入れをしていたマンションデベさんが今大変な苦境にあります。さらにその建築を請け負った建築会社も大きな影響を受けています。
東京の久米川での大きな開発現場で全物件800万円引きとか、マンションデベロッパー最大手の大京さんが10%引いても9月までの在庫を処分するとかあちこちで、売れない物件を処分しようとの動きが見られますが、これらの損きりを出来る会社はまだましです。
一般の開発業者は、資金繰りが厳しくどうにもならなくなっています。損きりしてもまだ返済額に足りなければ損きりしたとたん倒産ですから、損きり出来ません。すると何とかつなぎ融資を獲得するために、”新しい開発案件”を創出し、銀行融資を取り付けるしか有りません。(ああ自転車操業)
そして銀行がその融資を(新しい開発案件)とうとう止めたようです。
ここに進退窮まれり。です。
(たぶんシステム開発会社や、飲食に対する融資も厳しいスタンスになっています)
6月にはスルガコーポレーション、7月は真柄建設と地方大手の倒産が続き、これは9月まで続くと思います。アメリカと同じように、不動産が不景気になると建築はもとより、車、家電などすべての市場に影響します。既に車などは大幅な減速感が出ていますし、家電などでの輸出が好調な企業の業績は堅調ですが、輸出以外の商品は総じて売れていません。
イオンが100店舗閉鎖。首都高の交通量20%減。北京オリンピック見学ツアーの販売進捗60%で苦戦。巨人戦の視聴率低下(関係ないか)。
タマホームの業績上方修正にはびっくりしましたが、それ以外は景気減速を表すニュースばかりです。
アメリカでは今週政府系住宅ローン会社の経営危機が新しく取りだたされています。なんと融資残高500兆弱というとてつもない金額です。
これからどうなるのかは誰にもわからないでしょうが、何度も危機を経験している身として(少々えらそうですが)一番大事なことは、生産性を高めることだと強く言いたいと思います。
苦しくなったとき、苦しければ苦しいほど一発逆転を狙う経営者が多いものです。
しかし今は新しいことをやるより、自社の生産性を高めることに注力してください。
生産性を高めるというのは効率を上げるということです。不動産会社が今やらなければ成らないのは以下のことだと思います。
1.広告の費用対効果を測定して効果のないものは止める
チラシ、捨て看、雑誌、店舗(高い立地)、FC加盟料、ポータルサイトの出稿料
2.社員教育
ささやかなことからでいいので、決めたらやる、やったら確認する。(社員教育は教育するほうが数倍大変です。教育されているほうが大変な場合、それは社員教育ではありません)
以上です。
Posted by 金丸 : Comment(2) | 2008.7.17.