社長ブログ

ご無沙汰しております。(すいません)体調が悪くなると、真っ先にかけなくなる体質みたいで、ずいぶん長いこと更新しませんでした。改めてすいません。

ということで最近少し復活してきたので。。。。

繁忙期もいよいよ最終盤となってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?毎年繁忙期が過ぎたあと、いろんな方に話を聞くと、なるほどこんなことが今年は変わったんだと気付かされるんですが、今年は新聞記事でびっくりしたことがあります。(私だけかもしれませんが)

それはアパートを借りるときにおまとめ家電(量販店などがやっているパック商品)の人気ランキングなのですが、今年の一番人気は「冷蔵庫」と「洗濯機」の二つだけの低価格パック家電だそうです。これはこれでいいのですが、第二位が「冷蔵庫」「洗濯機」「電子レンジ」の3点セットだそうです。

「テレビがない」

そうなんです。今の日本人(若者)はテレビが必要なくなっているようなのです。パソコンでもスマホでもテレビが観れる時代になったことも大きいですが、
なんといっても文化が変わったというのがショックです。

テレビがなくても構わない。って感じ我々の世代にはありません。(注50歳くらい)

10年ほど前に新聞社で講演したことがあったのですが、その時のテーマは「無読」でした。若者が新聞を取らなくなったのはなぜ?ってやつですが、その後固定電話をひかない若者たちが出現し(今では常識ですが)、とうとうテレビもなくなって行くようです。パナソニックがPDP撤退するのもわかる気がします。

ところで10年前「無読」に悩んでいた新聞社は本格的に電子版に移行を開始し始めたようです。電話会社は完全に携帯にシフトしました。テレビとそれを取り巻くビジネスは10年後どうなっているんでしょうか?今それがわかる人が次世代の成功者になるんでしょうね。


Posted by 金丸 : Comment(0) | 2013.3.26.

20年ほど前に年末と年始の挨拶なんて意味がない!
と宣言して当時当たり前だった習慣をやめたのですが、昨今それが当たり前になったようで、あまり見かけなくなりました。

どうもそうなるとやってみたい(笑)

ということで今年は年初から挨拶廻りをしています。一昨日静岡、昨日は東京でしたが、今朝は大阪。そして今広島につきました。
で、なぜかひどい寒気が。。。。。。
20年ぶりに風邪をひいたのかもしれません。何かをすると何かが起きる。行動じれば次の現実。確かにそうです。でも安静にはしていられそうもありません。


Posted by 金丸 : Comment(0) | 2013.1.11.

皆様お元気でしょうか?

本日28日をもちまして当社も本年の業務をすべて終えます。時々ベンチャー企業的な扱いをされる当社ですが、実は創業して47年にもなります。その間数々の危機やビジネスモデルの変換を乗り越え現在があるわけですが、2008年のリーマンショック以後は何か世の中が大きく変わろうとしている予感がして身構えて生きている感があります。ちょうど1989年にベルリンの壁が崩れて、冷戦が集結に向かい、世界の秩序というか、価値観が変わり始めたときと同じ感じがするのです。

結局そのあとバブルが崩壊して、失われた20年が日本では出現したわけですが、当時までは上場企業が倒産するなんてありえないことだったのが、今や当たり前。私が社会に出た頃は、どんな若者だって多分就職はできる。普通に暮らせば結婚もできる。家族を持ち少し年を取ったら家も買える。漠然とそんな風に思えていたのが、今や若者の失業率は20%とともいわれ、20代の正社員比率も半分にも満たないらしく、結婚出来ないのも当たり前。

誰が早く幸せになるのかが競争だった右肩上がりの時代から、生き残り合戦。右肩下がりの時代へ。

大変です。でも今までが恵まれすぎていたのかもしれません。団塊の世代の先輩たちが必死に働いて築いてくれたこの社会を、我々やその下の世代が再構築するべき時代なのでしょう。しっかりしなければ50代。

さてそんな今年一年ですが、恒例の私の履歴書です。

今年いったところ。
旭川、苫小牧、札幌4回、函館2回、水戸2回、日立、宇都宮2回、小山、前橋、高崎3回、太田4回、埼玉(いつもいます)、東京(ぐるぐる)、千葉(あっちこっち)、神奈川(お世話になりました)、新潟、長岡2回、長野3回、軽井沢2回、松本、会津若松、富山4回(白えび丼)、金沢3回、福井4回(忍者で食べた「かに」おいしゅうございました)、山梨、静岡4回、愛知8回、京都2回、大阪2回(なぜか少なかった)、和歌山、兵庫2回、香川3回、愛媛、広島4回、福岡6回、長崎、鹿児島、沖縄2回。

移動で乗った新幹線は84回、特急は40回、飛行機には22回のり、講演を154回やりました。
飲み会が116回で、ウーロンハイは約1600杯、今年は北陸に行くことが多かったので日本酒が増えました。

お蕎麦を300杯以上食べ(南越谷の越後そばがなくなったのは本当に残念)、毎日サプリメントと血圧の薬を飲んでいます。
体調はすこぶる悪く(笑)、来年はまた断食道場に行きます。

おっと忘れていました。先週3年ぶりに免許の更新に行ったのですが、なんと「優良講習」だったのです。思い起こせば毎月5000キロをボロボロのギャランのバンに乗って走っていた私。会社にお金がなくてエアコンもカーステレオもない(もちろんパワステもパワーウインドウもなし)、溝なしタイヤがバーストするまで走り倒し(高速降りたとたんに本当にバーストしたことがあります)、最後はフロントガラスが割れ、それでも走っていたあの頃。免停8回。

3000円で買ったラジカセを車に積んで、好きな音楽を聴くのが唯一の楽しみでした。それでもお金がないからあんまりテープも買えず、中央高速松本サービスエリアの売店で売っていたドリカムのテープを見ながら10分迷った私。1680円と580円。なぜ値段が違う?怪しい。とわかっていながら580円のテープを買い。聞いてみると知らない人(素人)が歌ってる。それもヘタなんですよ。ヘタ。情けなくて情けなくて泣きながら走った高速道路。そんなあの頃。

そんな私がゴールド免許。生きてて良かった。

来年もまた大変な1年のなるのでしょう。どう生き抜くか、どう対処しようかと考えるより、どうあるべきかを考えるほうがいいと思います。昨年のdreamdayで話した、to do より to be ということです。顧客はいうことを聞いてくれる会社を求める時代から、信頼してパートナーとなる企業を求めていると思うからです。顧客第一主義も終焉だと思います。顧客に選ばれる企業は、顧客に提案して幸せにさせる企業だと思うのです。

@dreamを使っておられるユーザーさんの中で、そんな風に変わってきている会社を沢山みます。みんな苦労したからです。泣きながら働いたからです。正しい苦労を沢山集めると幸せになります。幸せを沢山集めると素敵になります。

そんな素敵なみなさんとまた来年も沢山仕事をしたいと思います。
今年も一年お世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


Posted by 金丸 : Comment(0) | 2012.12.28.

戸建分譲住宅6社が統合へ  一建設、飯田産業など(今日の日経)

低価格の戸建て分譲住宅を手掛ける一建設、飯田産業など上場6社は25日、2013年11月をめどに経営統合すると発表した。6社の年間販売戸数の単純合計は2万6千戸以上に達し、業界首位の積水ハウスの約1万7千戸を大きく上回る。国内の住宅着工戸数の低迷で、住宅大手などとの販売や用地確保の競争が激化している。資材の共同調達や営業店の統廃合などを進めて収益力を向上させる。 経営統合に参画するのは一建設など2社のほか、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホーム。共同持ち株会社を設立し、6社が傘下に入る。持ち株会社は東京証券取引所への上場を目指す方針だ。新会社は床や柱といった建築資材やユニットバスなど住宅設備の共同調達によりコスト競争力を高める。重複する営業拠点の統廃合なども検討する。 6社の11年度の売上高を単純合計すると、約7800億円。首位である積水ハウスの売上高1兆5305億円の半分に達する。各社は今後、統合準備委員会を設置して具体的な協議を開始する。持ち株会社の名称や代表者、役員などは現時点では未定。経営統合の比率なども今後、詰める。 6社は「パワービルダー」と呼ぶ低価格の戸建て住宅会社。建材の共通化や間取りの簡略化でコストを削減し、住宅大手に比べ建物本体の価格を2~4割安くできるのが売り物だ。土地を含めた平均販売価格は2000万円台~3000万円台前半。14年に予定される消費増税を前に、住宅大手も低価格市場に本腰を入れ始めており、経営統合で販売や用地取得などで攻勢をかける考え。 6社の株主構成をみると、一建設の会長を務める飯田一男氏やその関連会社が一部の株式を保有している。不動産業界では「飯田グループ」とも呼ばれる。4社が東証1部、2社がジャスダックに上場しており、グループで大同団結して住宅市場で存在感を高めるという側面もある。

 

びっくりしました。
関西の業者さんはあまり知らないかもしれませんが、
東日本最大の独立系分譲住宅メーカーの飯田グループが経営統合するようです。

実はこの会社が立ち上がったのが西東京で、
まさしく私が育った所。結婚して初めて住んだアパートが本社の近くで、
初めて買ったマンションも飯田産業の建てたものでした。

会長の飯田一男さんにちなんで、グループ企業には「一」に関した名前がついていることが多いことも特徴です。

過去にグループ企業の社長さんに話を聞いた際「最大のライバルはグループ企業だ」とおっしゃっていましたが、
グループ内で競わせながら成長していたので、今回の方向転換は驚きなのです。

東京、埼玉、千葉、神奈川(あと名古屋ね)の売買仲介業者にとっては、
決して見過ごせない会社であると思います。

業績好調のいま将来を考えての経営統合ということですが、
会長の体調に不安でもあるのか?(そんな話は聞いたことがありませんが)

消費税増税に向けた競争激化の中で注目されます。
あと仲介業者にとっては少し心配もありますね。。。。。。


Posted by 金丸 : Comment(2) | 2012.12.26.

どうも怪しい雰囲気が漂ってきました。
ヨーロッパ危機やアメリカの景気減速は散々語られ、徐々にボディーブローのように効いてきているのかもしれませんが、日本は世界の中で唯一GDPの伸び率が高くなるとIMFでは予想されています。これは震災の復興需要を当て込んだ予想だと思うのですが、どうもそう簡単にいかないような気がしてきました。

まず世界中で素材の価格がどんどん落ちています。GDPだとか経済成長率だとかは、いろんな調査の数字を合わせて出されているのですが、その実正しく経済の実態を表しているかといえば疑問もあります。
例えば物価上昇率に使われる商品にしたって、時々入れ替えているわけですから、その銘柄の選択によってある程度調整できるわけです。これは日経平均株価なんかも同じです。

そんな中では、電気の使用料だとか、重油の使用料だとかは、はっきりと工場の稼働率と同期しますので、かなり信用できる数字だと思うのです。そして今いろんな製品の素材の値段が下がっています。
これは最終製品の生産が落ちていることを具現化し、リーマンショック以来世界経済を引っ張ってきた中国の景気減速が、はっきりしてきたことを表しています。

そして日本の設備投資の急減。円高や高い電気料金、税金、流動性のない雇用市場、規制、そして政治。
もう製造業は出て行ってくれと言われてるみたいな国に、とうとういられなくなった工場が今堰を切ったように閉鎖されています。
旭化成、TDK、パナソニック、エルピーダ、ルネサスエレクトロニクス等など。
工場がなくなったらそもそも設備投資をする前提がないわけですから、急減するのは当たり前です。

失業が増えて、生活防衛の意識が高まると小売の業績が下がってきます。
ヨーロッパではカルフールやメトロが赤字になりました。
日本でも百貨店だけでなくスーパーの売上が急落しています。

ここに南欧の危機が破裂したり、アメリカの財政の崖(減税に停止や予算の削減)、
もしくは突発的な事象(中国の内乱とか)が起きたらひとたまりもありません。
やっぱり数年に一度大きな危機が来る時代になったんですね。

昔、職人のオヤジ達が作業着で焼き鳥をつまみながら、「戦争おきないかなぁ」とつぶやいていたのを思い出します。
その時はなんて不謹慎なことをいうのかと思いましたが、そうでもしないと(壊さないと)経済はいつか回らなくなることを一部予言していたんですね。


Posted by 金丸 : Comment(0) | 2012.9.7.